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クライミング-ボルダリングの日々
by field-of-spring
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失敗から学び、成長する

先日、ユーリンがグランドフォールしてしまった。




黒鳥の交差点(11c)のラインをトライ中である。




何度かフォールを繰り返しつつ、なんとか終了点まで抜けて、次のトライでRPという体勢になっている状態でのトライである。




二本目のクリップをしようとしての手繰り落ちだった。




このルートをトライした事がある人は知ってるかもしれないが、ランディングが土であり、ユーリンは運良く怪我もなく済んだ。





とはいえ2メートル超える高さから、足からでなく背中からのフォール。痛くない訳ない。





ましてや小学生。痛く怖い思いをしたら大泣きする場面だ。





実際に声を出すことなく、大粒の涙がこぼれた。








この状況をみてて、ビレイヤーはすぐに謝っていたが(自分がビレイしてても謝るだろうが)クライマーの方に責任があると思い、改めて二人に状況を整理して伝えた。





ルートにもよるが、2クリップ目という低い位置での手繰り落ちはグランドフォールの可能性は高い。





しかも手繰って、ロープを離すと同時にホールドも手離すという状況であった。





あれではよほど熟練したビレイヤーでも受け止めるのは困難だと思う。








クライマーはこんな低い位置でギリギリのクライミングをして手繰り落ちするくらいなら、そのトライは諦めてムーブを確認するなりした方が良いと思う。






今回はクリップ無理だと思った瞬間に、ロープを手離し、少しでも絶える事ができたらビレイヤーはフォールに構える事ができただろうが、今回は手繰ってロープとホールドを同時に離してしまっている。しかも、自らの足で着地しようという体勢すらとらなかった。





ビレイヤーはレイチェルであったが、僕は彼女のビレイは信頼している。ビレイにも普段から集中している。今回も不手際は見られなかった。




怪我がない事を確認し、休息をとり、諸々の状況を改めて二人に説明すると、ユーリンはもう涙をこぼすことなく「分かっとる」と言った。







よく岩場に出向く僕らはリスク回避できるようにするため、普段のジムで登る時にも事故に繋がる危険な行動についてはユーリンに口うるさく説明してきた。






だからこそ、ユーリンも自分の行動から招いた結果である事はすぐに理解出来たようだった。





ユーリンの性格上、本来は怖がりであり、怖い事は自らしない。



ビビる事もクライマーとして重要な素質だと思うので、そこはしっかり持ってて良いと思うのだが





今回の事をユーリンに振り返ってもらうと、『疲れてたけど…』と言う




僕の経験上、考えられる事が他にもあったんで何点か質問すると


「核心のムーブのイメージしかしてなかった」のと「クリップの動作のムーブをちゃんとイメージ出来てなかった」らしい。






僕から事故の後は、もう無理にトライすることはないと伝えた。





が、ユーリンから『一本だけ出しとく』と言いトライ。今度はプリクリで二本目までしておいて、クリップ体勢をしっかり確認してから





休息をとり、トライした。





クリップは難なく行えたが、核心を超えてガバを掴み損ねてフォール。





1日で落とすことは出来なかった。






2日目のトライ




昨日の事もあったので、念のためヌンチャク掛けは僕にさせてとお願いし、一度トライしたが、降り続く雨のせいで状態は一層悪くヌメる。
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ユーリンは、念のためプリクリはすると自ら訴え、ビレイは昨日と同じようにとレイチェルを指命

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緊張の2クリップ目も念のためスポットしておいたが、スムーズなクリップだった。




アップ無しで取りついたのもあったので一便目では登れなかったが本日の二便目にRPした








僕もクライミングをしてある程度長いので、怪我したり怖い思いをした課題に対して再び向き合う経験があるが





これは精神的に強くないとなかなか出来ない事だと思う。






今回の事故でユーリンは精神的に成長する事にもなったと思うし、今後、クライミングを続けるにあたって危機意識を高める事にもなったと思う。





今回の事故から学び、成長できたと思うが…





たいした怪我もなく、ホントに良かった。
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by field-of-spring | 2014-08-03 23:06 | 岡山
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